- 東京裁判 戦争責任 戦後責任
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安倍総理、本書を読んで議論しませんか?「慰安婦」、「靖国」、「南京虐殺」が中国や韓国だけでなく、米国でも問われつづけている。なぜだろう?答えは、「戦後責任」にあります。
第1部 東京裁判、戦争責任、戦後責任――その思想的意義(植民地国家日本と戦争責任;「文明の裁き」対「勝者の裁き」を超えて;国家、戦争そして人間――戦争責任論としての不服従の思想;東京裁判、戦争責任、戦後責任;日本の戦争責任と戦後責任;戦後、国民、メディア)
第2部 戦後責任にかかわる具体的問題――教科書検定、サハリン残留朝鮮人、戦後補償、「慰安婦」、靖国の問題(苦い自己教育の梃子――教科書検定と過去を教える姿勢;サハリン残留朝鮮人;戦後補償と国家の品格;「慰安婦」問題;靖国問題――総理、まずアジアで慰霊を)
- 自衛権の現代的展開
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自衛権をめぐる様々な問題を国際法の観点から実証的に考察!10人の気鋭の国際法学者が、従来の単純化・硬直化した捉え方を排し、今日的課題に正面から取り組んだ画期的な書である。
第1章 国連憲章と一般国際法上の自衛権
第2章 集団的自衛権と国際法
第3章 自衛権行使における必要性・均衡性原則
第4章 自衛権と弾道ミサイル防衛の法的根拠
第5章 低水準敵対行為と自衛権
第6章 自衛の発動要件にとっての非国家的行為体の意味――国際判例の観点からの分析
第7章 自衛と域外法執行措置
第8章 自衛権行使と武力紛争法
第9章 自衛権と海上中立
第10章 憲法上の自衛権と国際法上の自衛権